サンプルステータス

SampleConductor Pro(以下SCP)ではサンプルが置かれている状態をステータスという分類で管理しており、検索処理や運用管理に利用することができます。
デフォルトのステータスは以下の5つとなります。

ストレージ内のステータスである:
チェックをつけたステータスはサンプルが収納/保存状態のときに使用できます。ストレージ内↔ストレージ外のステータス変更時には収納/取出操作が必要となります。

このステータスを使用する:
チェックをつけるとステータスが有効になります

一覧でこのステータスに変更可能:
チェックをつけるとサンプルの右クリックメニューからステータスを変更できるようになります。チェックをつけていないステータスは収納/取出時に指定することで変更できます。

サンプル登録後のステータスの流れ

SCPを標準的な設定で使用した場合、サンプルステータスは以下のように変更されます。システムとして、収納・取出する回数に制限はありません。

  1. サンプルを登録→ステータスは「未収納」で登録される
  2. 「未収納」「取出済」サンプルに対し収納操作を実行→「収納中」に変更される
  3. 収納中のサンプルに対し取出操作を実行→「取出済」に変更される

各ステータスのはたらき

仮登録

「仮登録」ステータスのサンプルは、サンプルID・バーコードを再編集することができます。重複チェックは有効ですので、編集後の情報が重複する場合はエラーとなり変更できません。

廃棄済

「廃棄済」ステータスは特殊なステータスです。このステータスに変更されたサンプルは以下のような特性を持ちます。

  1. サンプルID・バーコードの重複チェック対象から除外される
  2. 管理者以外は閲覧できなくなる
  3. 管理者だけがステータス変更できる(ストレージ外のステータスに変更可能)

廃棄されたサンプルのID・バーコードは、サンプルが廃棄ステータスにある間は再利用できる状態になります。同じサンプルIDあるいはバーコードのサンプルが登録された状態で廃棄ステータスのサンプルを通常のステータスに変更しようとした場合、重複チェックが有効になりエラーとなります。
実際のサンプルがなくなっても情報は管理しておきたいという場合は、サンプル情報を通常ステータスで管理されることを推奨します。

独自ステータスの登録

空白欄は独自ステータスを登録できます。ステータス名・背景色を選択し、必要なボックスにチェックをつけてください。最後に「このステータスを使用する」をチェックするとステータスが有効になります。
対象ステータスが使用されていない(該当サンプルがない)場合のみ、ステータスを削除することができます。